ＩＦＤ注文は便利な注文方法？
ＦＸのＩＦＤとは何でしょうか。
ＩＦＤは、Ｉｆ ｄｏｎｅ ｏｒｄｅｒ＝イフ ダン オーダーの略。
これは新規のエントリーと、決済の二つを組み合わせて行う注文法。
ＩＦＤ注文では、注文と決済までが続けてできます。
では、ＩＦＤ注文を実際のｆｘ取引に例えてみましょう。
ＩＦＤ注文は自動的に続けて売り買いしてくれる
ｆｘ取引中、現在のレートが１ドル１００円だったとして・・・
この時、あなたが１ドルが９５円になったら買って、１０５円まで上がったら利益を確定し、
売りたいと考えた場合に、ＩＦＤ注文をするならば・・・
まず、“１ドル９５円で買い”と指値注文で設定。
次に、“１ドル１０５円で売り”・・・と、続けて指値注文で設定し注文を出します。
この設定だと、１ドルが９５円になったら自動的に買われ、この買い注文が約定した時に、
次の“１ドル１０５円で売り”の指値注文が有効になります。
そしてその後、相場が上昇し、１ドルが１０５円になった時点で自動的に売りが約定します。
つまりＩＦＤ注文とは、最初の取引が成立した後に、すぐ次の取引を自動的に発注してくれるという方法です。
ですがもちろん、最初の取引が成立しなかった場合は、次の注文は発注されません。
このように、新規のポジション取りから決済までを自動的にやってくれる、ＩＦＤ注文は、とても便利な注文方法ではないでしょうか。
もし今後、相場の流れが上昇し、利益が伸びそうだな、と予想した時は、
１ドル１０５円で売り・・・の利益確定の注文は出さず、
１ドル９９円で買い、１ドル９５円で売り・・・と、損切り注文に
利用するのも賢い方法かもしれません。
