痔の外科療法は、保存療法でも効果が出なかった時に
痔は種類や症状の度合いで、治療の方法も変わりますが、痔の外科療法とは、保存療法をやっても症状が改善しない時に使われる方法です。
手術だけではないし、手術といっても簡単なものもありますよ。
痔の外科療法・方法はさまざま
痔の外科療法も、最近は手術以外にも、いろいろな方法があります。
たとえば、いぼ痔の内痔核の人だったら、注射療法もできます。
もちろん、痔を切る手術をしてもいいですが。
注射療法は痔の患部を小さくしたり、硬くしたりする効果があり、わりと古くからある方法です。
最新のジオンという薬を患部に注射すると、今までの注射療法より高い効果が出ると言われ、
注目を集めています。
ほかには、凍結療法もあります。
これは、マイナス60度の冷気を痔の患部に当て、患部の組織を壊死させてしまう方法。
それから、輪ゴム療法。
これは、輪ゴムで痔の患部を縛って壊死させる方法です。
このように、近年では外科療法の手術の技術も発達しており、
特殊な機械を利用して、内部で痔の患部を切る手術も行われているようです。
内痔核(いぼ痔)の症状がひどくなったり、外痔核(イボ痔)・痔ろう(穴痔)になると、手術しなければならなくなります。
痔ろうの場合、薬などでは効果が出ないので、膿などを除去する手術が必要になり、入院も二週間ぐらいと長めです。
でも、症状が軽い痔なら、手術時間も5〜20分程度で終わることもあり、日帰りだってできますよ。
だから、痔かな・・・?と思ったら早めに治療してください。
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