輪ゴム療法（マックギブニー法）のメリットとデメリット
痔の治療の一つに輪ゴム療法があります。
この輪ゴム療法は、いぼ痔の根元を特殊な筒状のゴムで縛り、痔核へ流れる血液を遮断し、痔核を小さくしていく方法で、
またの名を、“マックギブニー法”と、呼ばれています。
ここでは、この輪ゴム療法のメリットやデメリットを解説しています。
今後の痔の治療に、お役立てください。
輪ゴム療法（マックギブニー法）は時間がない人・老人向き
輪ゴム療法は本来、外来治療が目的の治療法で、輪ゴムで縛った患部が縮小していき、
数日すると壊死して、自然と脱落していくという方法。
注射療法よりも効果はありますが、注射療法と同じく、いぼ痔には効果的ですが、
切れ痔や痔ろうには効果がありません。
輪ゴム療法のメリットは、日帰りができること、麻酔の必要がないことなど。
また、手術は直腸部を縛っていきますが、痛みがほとんど無いというのも良い点ですね。
術後は、排便時などに多少の痛みや出血はありますが、２〜３日安静にしていれば
手術をしたことすら忘れてしまうほどだとか。
とはいえ、イボ痔を切り取って完治した状態ではありません。
そのため輪ゴム療法で、いぼ痔を壊死させて脱落させても、数年後、再発することが多い、
という残念な結果も出ました。
それでも、仕事の都合で時間の余裕がないとか、とにかく今、激しい痔の痛みから逃れたい
・・・そんな方に、輪ゴム療法はオススメです。
それから、高齢のため体力面で手術は難しい、と判断された時も、この方法なら使えるでしょう。
しかし輪ゴム療法は、あくまでも一時的な治療法なので、
痔が再発した時は切除手術も考えてください。
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整体トレーニングで痔を解消する治療法です。
